もう冷凍パンをパサパサにしない!パンの美味しさを長持ちさせる【冷凍&解凍】のひと手間

こんにちは!
超低糖質ブランパン専門店Switchです。

さて、パンが大好きな皆さん(大好き…ですよね?笑)
パン屋さんで買ってきた美味しいパン、
「ついつい買いすぎて食べきれずに余っちゃった」
そんな時はどうやって保存していますか?

そのまま置いておくと
どうしても乾燥してきちゃいますし、
冷凍して保存する
という方も多いのではないでしょうか。

でも、いざ冷凍したパンを食べようと焼いてみたら…
なんだか買った時よりパサパサしてる…?

もちもち食感が美味しいパン、
パサパサしてしまうと
味は変わらなくても美味しさ半減です。

そこで今回は、パンの美味しさを長く楽しむために

  • パンをできるだけ長持ちさせる方法
  • 冷凍パンがパサパサになってしまう理由
  • 解凍後でも焼きたてのようなもちもち食感を味わえるひと工夫

をご紹介していこうと思います^^*

食べきれないパンは「冷凍保存」で長持ち♪

まず、パンを長持ちさせたいなら
冷凍保存が断然オススメ!

パンは意外と賞味期限が短いので、
大切にチマチマ食べてしまうと
いつの間にか賞味期限切れになってしまったりも。

ブランたん

賞味期限が過ぎても一応食べられるけど、
「美味しく食べられる期間」はあっという間に過ぎちゃうんだよね。

食べきれないな、と思ったら
その日のうちに冷凍保存をすることで
美味しさをキープする事ができます。

ほとんどの食材は
冷凍庫に入れておけばだいたい美味しさが長持ちしますが、
パンだって例外ではないのです◎

「冷蔵」はオススメしません!

冷凍がオススメなら冷蔵もオッケーだよね♪
…と思いきや、

パンの保存に冷蔵はNG。

パンに含まれているでん粉は
0℃~4℃あたりの温度が一番劣化しやすいので、
ちょうどそのあたりの温度になる冷蔵庫は
パンが劣化しやすい環境と言えます。

ブランたん

冷蔵庫に入れるくらいなら、
1日程度の短期間なら常温で置いておく方が良いみたいだよ。

※あとで紹介していますが、
自然解凍の為に一時的に冷蔵庫に入れておくというのは問題ありません○

…ただし、
「冷凍保存が断然オススメ!」とは言ったものの、
パンの冷凍保存にはメリットデメリットがあります。

適当にパンを冷凍庫に放り込んで、
知らず知らずのうちに
パッサパサのマズいパンを量産していませんか…?

パンを冷凍保存するメリット

美味しさが長持ち!

具材や種類にもよりますが、
パンは基本的には賞味期限が短い食品

スーパーやコンビニのものでも長くて数日、
パン屋さんで買えば当日中というものも珍しくありません。

賞味期限は「美味しく食べられる期間」、
消費期限は「安全に食べられる期間」を表しています。

賞味期限は消費期限と違って
過ぎてしまっても一応は食べられますが、
せっかくの美味しさが失われてしまう可能性があるのです。

このように常温では賞味期限の短いパンですが、
冷凍保存することでその美味しさを保つことができます。

冷凍保存をする最大のメリットですね!

ただし、”賞味期限が切れる前”に冷凍しましょう!

賞味期限が切れてしまってから冷凍しても、
失った「美味しい期間」は戻ってきません。

気が向いた時にパンが食べられる!

突然ものすごくパンを食べたくなる時、ありますよね(笑

でも、毎日新しいパンを買って食べるおウチならまだしも、
「急に食べたくなる時」の為だけに
賞味期限の短いパンを家にストックしておくのは難しかったり。

そんな時に、冷凍しておいたパンがあれば
解凍するだけでお手軽にパンを楽しむことができます。

何かと忙しい朝ごはんにもピッタリ!

カビが生えにくくなる!

あとで食べようと大事にとっておいたパンにカビが生えてる…!!

長時間放置したわけでもなく、
たった数日置いておいただけでも
パン全体をカビが覆っている事があります。

ブランたん

ガーン。

実はパンって、カビにとって最高のご馳走なんだとか。

適度に水分があって、大好物の糖分も豊富。
だからあっという間にカビが大繁殖してしまうんですね。

冷凍保存をする事によって、
カビの繁殖を抑えることもできます。

もちろん、カビが生える前に冷凍しましょう。

カビが生えたところだけ削って食べる
…なんて人もいますが、
一度カビが生えたパンは食べてはいけません!

キレイに見える部分も、
実は菌糸(カビの根っこみたいなもの)だらけ。

ほんのちょっとでもカビが生えたパンは、もはやキレイな部分はない
と思ってください。

また、
同じ袋に入っていたパンにもカビの胞子が大量に付着している可能性が…。

もったいないけど、捨てるようにしましょう。
お腹を壊しては元も子もありません。

パンを冷凍するデメリット

いざ食べようと思ったらパッサパサ…

確かにパンを冷凍しておけば美味しさを保てる…のですが、
場合によってはパッサパサで
とても美味しいとは言えない状態になってしまう事も。

冷凍した食品の水分が抜けてパサパサになってしまう事を
「冷凍焼け」と言います。
他の食品でも起こる事ですが、
美味しさは失われてしまいます。

冷凍焼けは主に

  • 間違った方法で冷凍してしまう
  • 長期間(2週間以上)冷凍保存してしまう
  • 冷凍庫を頻繁に開け閉めする

…といった事が原因で起こりやすくなります。

後で書きますが、
ちゃんと正しい方法で冷凍すれば防ぐ事ができますよ○

中までちゃんと焼けない…

食べようと思ってトースターや電子レンジでチン。

…したのは良いけど、
中までちゃんと焼けてない~っ!

冷凍したパンはもちろん中までコチコチなので、
外側の熱が中まで伝わらない事があるんです。

中は生焼けでも外側は美味しそうな良い色に焼けてるので、
追加で焼くとコゲちゃいそう。

我慢してちょっと冷たいまま食べるか、
追加で焼いてコゲコゲになったのを食べるか、
悩ましいところです。

ブランたん

どうにかして~っ!(後で”どうにかする方法”教えます!笑)

冷凍保存に向かないパンもある…

パンの種類によっては、
冷凍保存しただけで即効マズくなってしまうものも。

基本的にシンプルなパン(食パンなど)は問題ありませんが、
総菜パンや菓子パンなどは注意しましょう。

冷凍OK!なパン
  • シンプルなパン(食パン、フランスパンなど)
  • クロワッサン
  • デニッシュ系
  • 焼きそばパン
  • ソーセージパン
  • 揚げ物系パン
  • クリームパン、メロンパン、アンパンなど菓子パン
冷凍NG…なパン
  • じゃがいもを”そのまま”使っているパン
    ⇒ポテトサラダやマッシュポテトになっていれば問題なし
  • 水分が多い具材のパン
    ⇒レタスやトマト、一部のフルーツなどは冷凍すると水分が出てクタクタに
  • マヨネーズを使ったパン
    ⇒マヨネーズは冷凍すると分離し、風味が落ちる(マズくなる)

ひと手間かけて冷凍パンをパサパサにしない!

メリットもあるけど、
デメリットもあるパンの冷凍。

なので、どうしても
冷凍パン=パサパサで美味しくない
というイメージが強い人も多いかもしれませんね。

でも、実はちょっとひと手間をかけてあげれば

  • 冷凍したパンの美味しさがぐーんと長持ち♪
  • 食べる時も美味しいまま♪

なんてことができるんです○

「冷凍する時」「解凍する時」に分けて
その方法をご紹介していきます。

ブランたん

どれも簡単だから試してみてね!

美味しい「冷凍」方法①:買ってきたらすぐ冷凍する

▲ここまで急がなくていいけども…笑

すぐに食べきれないとわかっている場合には、
買ってきたその日のうちに冷凍しちゃいましょう。

常温で置いておく時間が長いほど
パンの風味は失われていきます。

買ってきたばかりのパンはもちろん美味しい!

それをすぐに冷凍する事で、
その美味しさを長持ちさせることができます。

美味しい「冷凍」方法②:1食分(1枚)ずつラップに包む

食パンが入っていた袋のまま、
もしくは何枚も重ねたまま冷凍していませんか?

パンは空気に触れると酸化してしまい、
風味がガクッと落ちてしまいます。

できるだけ空気に触れないよう、

  • 食パンなら1枚ずつ
  • 他のパンでも1食分(1コ)ずつ

小分けにしてラップで包んで冷凍しましょう。

大きなパンもできるだけ1食分ずつにスライスしておくとGood!
食べる時にも便利です。

1コずつラップで包んだ上に、
更にジップロックなどで密封するとなお効果的◎

密封効果がアップする上に、
冷凍庫の臭いがパンに移るのを防止できます。

美味しい「冷凍」方法③:温度変化をできるだけおさえる

冷蔵庫ももちろんそうですが、
冷凍庫も開け閉めする事によって
温度が大きく変化します。

急激な温度変化は冷凍焼けの大きな原因に。

冷凍庫を開ける⇒温度が上がる⇒パンの水分が抜ける
冷凍庫を閉める⇒温度が下がる⇒その水分が霜になる

この繰り返しが、
パンの美味しさを大きく損なってしまうのです。

冷凍庫の開け閉めを少なくするのはもちろん、
温度変化が比較的少ない冷凍庫の奥の方にしまっておくのも
美味しく保存するポイントです◎

美味しい「解凍」方法①:冷蔵庫or常温でゆっくり自然解凍

冷凍したパンは常温・または冷蔵庫で自然解凍する事で
中までしっかり解凍できます。

自然解凍すれば焼かなくても食べられるので、
パンそのものの食感を楽しみたい時にもオススメ。

Switchのブランパン
基本的には自然解凍をオススメしています。

朝ごはんに食べたいなら
寝る前に冷蔵庫にいれておけばOK!

常温なら2~3時間くらいで解凍できるので、
お急ぎの時は常温で。
※冷蔵でも常温でも、長時間の保管はやめましょう

もちろん自然解凍したあとにトーストすれば、
外だけコゲコゲ、中はヒンヤリ…(泣)
なんて事もありません。

美味しい「解凍」方法②:焼く前に霧吹きで水をかける

食パンなどパサパサになりやすいパンや
バゲットなどもともと水分が少ないパンなどは、
電子レンジやトースターなどで焼く前に
霧吹きなどで軽く湿らせるとGood!

ちょっと強引な方法にも見えますが(笑)、
冷凍によって失った水分を霧吹きで補う事で
もちもち食感を取り戻せます。

パンの状態やお好みにもよりますが、
だいたい片面を1、2回ずつシュッシュッで十分です◎

ブランたん

やりすぎるとベチョベチョになるので注意…

霧吹きは清潔なものを使いましょう。
もちろん、中身の水も新鮮でキレイなものを。

霧吹きは買ってきてそのまま使うのではなく、
しっかりと食器用洗剤で洗ってから使うとより安心です。

美味しい「解凍」方法③:「温めておいたトースター」で「高温で一気に」焼く!

パンを焼く前に、ぜひトースターを温めておきましょう!

あらかじめ温めておく事で
トースター内でパンが温まるまでの時間が短縮され、
水分がドンドン蒸発していくのを防ぐことができます。

また、パンの内部まで熱が伝わりやすくなるので、
「中は生焼け、外はコゲコゲ」みたいな
焼きムラも防止できちゃいます。

トースターの温度も、
低温でダラダラ焼くのではなく
高温で一気に焼くのがポイント。

もちろんコレも、パンが焼けるまでの時間を短くするため。

「高温」で「短時間」温めるのが
外はサクサク・中はもちもちなパンに焼き上げるコツと言えますね。

それでもパサパサになっちゃったら…

「色々試してみたけど、どうしてもパサパサ…」
「冷凍してからかなり時間が経っちゃった…」

そんなパンでも捨てるのはもったいない。
パサパサでも気にならないような料理に使ってしまいましょう♪

フレンチトーストに

液体(牛乳やたまご=卵液)に浸すので、
水分がなくなったパサパサパンでも問題なし!

それどころか、
むしろ乾燥したパンの方がスポンジのように卵液をよく吸い込むので
しっとり美味しく食べられます。

クルトンに

小さく切ってからトーストすれば簡単クルトンに。

クルトンはそもそも焼いて乾燥させて作るので、
パサパサパンのアレンジにピッタリです。

スープに浮かべたりサラダにかけると美味しいですよ。

生パン粉に

凍ったままミキサーにかければ生パン粉にもなります〇

市販のパン粉と同じように、
フライの衣やハンバーグなどのつなぎとして使う事ができますよ。

もちろん市販品より日持ちはしないので、
使う時に冷凍庫から出してパン粉にするのが良いでしょう。

Switchのパンは冷凍…だけど、ひと手間なくてももっちもち!

ここで残念なお知らせです。

Switchのブランパンには
今までお伝えしてきた「ひと手間」は必要ありません。

何故なら、
ひと手間かけなくてもしっとりもちもちに解凍できるから!

Switchのブランパンは
一般的なパン屋さんではあまり採用されない
高加水杵つき製法(スタンピングミキサー)で作るため、
水分をたっぷり含んた
しっとりもちもちでキメ細かい食感が特長。

しかも、ストック(在庫)が一切ない【完全受注生産】なので、
出来たての一番美味しい時にカットして
そのまますぐ冷凍したものが届きます。

おウチに届いたら、すぐ冷凍庫へIN。

あとは電子レンジやトースターで焼くだけで
出来たての風味や食感をお楽しみいただけます♪

ブランたん

焼く前には自然解凍しておくのがオススメだよ!

私たちが作るブランパンについて
もし興味を持っていただけましたら、
是非このサイトのトップページをご覧ください。

▶超低糖質ブランパン専門店Switch

ブランたん

ブランパンのご紹介や、美味しいアレンジ方法なども随時更新中!

Switchの超低糖質ブランパン ご購入はこちら!